KPUM膝関節症研究グループ

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膝関節軟骨加温による軟骨変性抑制を目指した臨床研究を膝関節症患者さん対象に開始

2月11-12日に、膝関節軟骨加温による軟骨変性抑制を目指した臨床研究を膝関節症患者さん対象に開始しました。

加温中、男性はほとんど何も感じない一方、女性はポカポカと感じるという方が多かった印象です。体脂肪率が違うからでしょうか。
皮膚温はわずかに上昇していました。

動物膝を使った研究とボランティアの超音波深部温度測定ではこの装置で軟骨や骨の温度が5-6℃上昇することがわかっています。
膝の深部まで入浴で温めようとしても2時間かけて筋肉が2-3℃あがるだけです。

患者さんに対する研究の初回ということで装置を開発し基礎データを積み上げてきていただいている工学部の先生方に東京、八戸から来て頂きました。

後日有害事象を訴える患者さんはなく、数日後に早くも「膝の調子がよくて湿布がいらなくなった」と言われる方も。

今後、国際医療福祉大学病院で継続していきます。パンフレットを整形外科受付に設置しています。